くるみが脳の老化に効く?

見た目まで、どことなく脳に似ているくるみですが、『栄養学』誌で2009年に発表された研究では、食事の2%にくるみを入れただけで、年老いたネズミの脳の老化サインが逆転したのだそうです。

脳が正常に機能すること、情報処理能力の老化が覆ったとのことです。また2010年のアルツハイマー病国際会議では、ネズミを使った研究が発表されています。

アルツハイマー病のネズミにくるみを与えると、学習、記憶、そして運動協調性が改善されたという結果が報告されています。

くるみには、抗酸化物質が豊富に含まれています。体内に存在する活性酸素が、脳細胞のDNAにダメージを与えるのですが、そのダメージを、抗酸化物質が防ぐ可能性があると考えられています。

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by FioLab. 野村 恭稔